『私たちだけでは知り得なかった地域密着型のお店からお話をいただけて、卸の拡大に役立っています』
ーはじめに、homulaを活用しようと思ったきっかけを教えてください。
<ヤマツゥ>
取引のある専門店のバイヤーの方にhomulaを紹介していただきました。
これからの新しいスタイルだということでご紹介を受けて、実際にhomulaを見てみると本当に素晴らしいなと。最初のころはデニムがあまりなかったので少し不安はありましたが、参加させていただきました。
ーこれまで卸販売を支援するオンラインのプラットフォームはご利用されていましたか。
<ヤマツゥ>
いえ。検討はしたのですが使ったことはございませんでした。他のオンラインの卸は規模が大きすぎて、弊社のようなブランドでは埋もれてしまうかなと。homulaさんはある程度スタイルを絞っているというか、ターゲットを明確にしていると思います。
おかげさまであまり埋もれていないようですし、せっかく参加したからにはある程度、存在感を持ってやっていきたいと思っています。
ー実際にどのように活用いただいていますか。また、便利だなと思う点はありますでしょうか。
<ヤマツゥ>
なかなか我々だけでは知り得ないような専門店さんからお話をいただきました。
卸の拡大に役立っていますし、便利だと思っています。あとは弊社の商品数が限られていますので、限られた商品の中で我々としてはもっと深堀をしていきたいです。
テイストに合うお客様をどのように見つけていこうかと。まだ我々がhomulaさんを100%活かして使いこなせていないので、これから色々な方法があるかなとも思っています。
ーありがとうございます。まだまだここからというところではあると思いますが、homulaを通して実際に売上や新規開拓において効果は出てきていますか。
<ヤマツゥ>
新商品を出すと反応があるなと思っていますし、効果もあります。今、新規取引は10件弱で、累計だと100万円ぐらいです。弊社としてはまず新規取引数を倍ぐらいにしたいなと思っています。
そのぐらいになると非常に僕らとしてはありがたいなと思っています。企業としては増収・増益を目指さなければいけないので、やはり複数店舗持っていて一回の発注量が多い取引ができれば一番だとは思ってはいますが、私たちの手の行き届かないような地域に密着されたお客様、個店様と繋がることができているので、そこがhomulaの効果かなと思っています。
普段であればそこまで細かく営業アプローチができないので、非常にメリットだと捉えています。
『展示会に来られない方から見本として初回発注をいただき、その後まとめての発注をいただきました』
ー元々営業としては、展示会を行われていたのですか。
<ヤマツゥ>
そうですね。コロナ禍も経て紆余曲折はあるんですけれども、基本的に弊社は卸がメインですので、展示会でお客様をお呼びしてそこで発注をいただいています。あとは個別の対応をしているというスタイルです。
ーコロナで展示会の開催の仕方や反応に変化はありましたか。
<ヤマツゥ>
弊社に限ったことではないですがコロナの時は、地方から来ていた方が展示会に来られなくなり、やはりwebの展示会をやらざるを得ない状況でした。ですが、お客様としてはモノを発注するのに実際に手に取ってモノを見られず、触ってみないと分からないというバイヤーさんがほとんどだったのが正直なところです。
そういった時期を経て現在は、展示会に来られるお客様はこれまで通りいらっしゃっていただいています。来られないお客様は、これまでのケースを見ると、homulaを通してまず、見本ぐらいの2本や3本といった小ロットの発注をいただくことが多いです。初回の発注で、品質やきちんと納品されるのかを見ていただいて、その後に6本や12本など、まとめて発注いただくケースが最近では増えています。
『homulaのメール機能でお客様の興味の度合いが分かるようになり効率が上がりました』
ー既存のお客様に対して何か取り組まれていることはありますか。
<ヤマツゥ>
homulaの機能で便利だなと思っていることにも通じるんですけども、一斉メールができると思うんですよね。もちろん普通のメールでもできるんですけど、homulaでは開封しているか、未開封かが分かるので、既存のお客様のメールアドレスも登録してhomulaからメールを送信しています。
開封済みかどうか分かって、お客様の反応を伺えますね。ただ既存のお客様に関しては、直接の取引を好まれる方もいますので、今までだとhomulaを通しての取引になったのは1件ぐらいです。
あとは費用対効果は計れないことなんですけど、メールの一斉機能を使って、「弊社の展示会をやりますよ」とお知らせもしています。homulaを介さないかもしれないですが、もしかしたら展示会のアポイントが入っているかもしれないですし。
ー新規開拓や既存の取引先との連携では、homulaを活用して経費変化のメリットは出ていますでしょうか。
<ヤマツゥ>
今までであれば一件一件、電話やメールで連絡していたところが、一斉メールを送れて開封済みかまで確認できますし。メールに直接リンクが貼れるので、お客様はすぐに商品が見られるのもいいですね。あとはバウンスメールで跳ね返されているところは興味がないんだなと判断できるので、僕らも深追いをしなくなりました。そういったところで効率が上がっています。
『SNSとの連動が大切だと感じます』
ー今、新規の取引先が10社弱ということでしたが、実際によく動いているバイヤーさん、ショップの傾向などはありますか。
<ヤマツゥ>
homulaだと地域密着型の個店さんが非常に多いです。調べてみると、前後にインスタグラムをフォローしてくれていますね。元々フォローしてもらっていたり、homulaで見ていただいてからフォローしてもらったり。homulaだけではなくSNSとの連動というのが非常にあるなというのが率直な感想です。
それと、感じたのは洋服だけではなくてインテリアとか、ライフスタイルの商品を取り扱っているお店と繋がりができたのが意外でした。我々はどうしても洋服屋さんだけになっていましたので、ライフスタイルのお店から発注いただいたのは新鮮です。
弊社も雑貨は仕入れのハードルが低い面もあって動きやすいので、そういったところはhomulaならではの特徴なのかなと思います。
ー最後にhomulaに対して要望や、今後期待していきたいことはありますか。
<ヤマツゥ>
専任の卸のご担当の方をつけていただいているので、何かあったら相談できるのはすごく良いと思います。できればもう少し洋服のジャンルで新しいお客様ができればなと思っていますので、宜しくお願いします。
あとはSNSとの連動です。弊社の課題でもあるんですけど、もうちょっとSNSと連動出来たらなと思います。バイヤーさんが評価をするときにはブランドのインスタグラムで調べて、世界観やフォロワー数を見ていますので、適していなければはねられてしまうんです。
ー参考になる貴重なお話をありがとうございました。これからさらに利用していただきやすいよう、改善に努めてまいります。